「今までは、仕事をしつつ、空き時間に映画を見たり、ゲームをしたりしていました。でも、今は夫がいるので、そういった息抜きがしづらくなってしまいました。別に監視されているというわけではないのですが、“何の動画見てるの?”とか、“あれ?ゲームしてるんだ”なんて言われるのが地味にストレスなんです。夫は別に悪気はないのでしょうが、私としては、どうしても自分のペースが崩れてしまう。仕事が捗らないことも多くなりました」(Bさん)
そんなBさんは、日中は、自宅ではなく近所のカフェに行って仕事をすることもあるという。
「夫も忙しそうにしていて、家に居づらいときは近所の空いてるカフェで仕事をすることもあります。基本的に外出すべきではないとはわかっているのですが、家庭内の空気が悪く、仕事にならないのも耐えられないので……。幸い、近所のカフェは席と席の間の仕切りが大きく、通路も広々。ソーシャルディスタンスが保てるお店なので、助かりました」(Bさん)
食事をしながらの打ち合わせがなくなった
フリーランスで動画やウェブサイトの制作を請け負っているCさん(30代男性)は、独身で一人暮らし。外出自粛となった結果、食費が増えたという。
「今までは、仕事関係の人と打ち合わせをしながらご飯を食べることも多かったんです。そういう場合は大抵、先方が会社の経費で落としてくれていたので、食費が浮いていたんです。でも、在宅での仕事になって、打ち合わせもオンラインでするようになったら、経費で食事ができるケースもなくなってしまった。基本的に自炊をしないので、コンビニ弁当や牛丼店のテイクアウトなど、自腹の食費はかなり増えたと思います」(Cさん)