家計

在宅時間が増える中、奮発して「ベッドを買い替えた」人たちの満足度

ベッドを買い替えて何が変わった?(イメージ)

ベッドを買い替えて何が変わった?(イメージ)

 1都3県に再び緊急事態宣言が発出され、自宅で過ごす時間が増える中、その生活をより快適なものにしようと考える人たちは少なくないだろう。在宅勤務用にパソコンや椅子を新調した人もいるだろうが、自宅の中でもっとも長く過ごす場所といえば、やはりベッドではないだろうか。コロナ禍で「思い切ってベッドを買い替えた」という人たちの話を聞いた。

「仕事用の椅子を購入したついでに、ベッドを買い替えました。10万円くらいするものだったので、給付金をつぎ込んだ感じです。以前のベッドは3万円ほどで、5年くらいでスプリングがヘタってきたので、今回は思い切りました」

 そう教えてくれたのは広告代理店で働く20代の女性・Aさんだ。在宅勤務になったことで、自分の部屋へのこだわりが以前に増して強くなったことが大きいという。

「2020年はカーテンを買い替えたほか、ラグを敷いたり本棚を買ってみたりと、ちょっとした模様替えをしました。家にいる時間が長くなったので、何とかして居心地のいい部屋を作りたい。ベッドもその一つで、快適さを追求しました。大きな買い物でしたが、満足しています」(Aさん)

 IT企業に勤務する30代の男性・Bさんは、在宅勤務が始まってから明らかに睡眠の質が低下。深い眠りに入れず、夜中に何度も目が覚めることが増えた。寝起きが悪く体も重い。そこで睡眠の質を改善すべく、ベッドの買い替えを思い立った。

「これまでは、ソファと兼用のソファベッドを使用していました。部屋がワンルームなので、1つで2役ならコスパ良いだろうと考えていたんです。

 寝つきが悪くなったのは、生活リズムが変わったことや体を動かしていないこと、ストレスが解消できていないなど、いろいろ要因あると思うのですが、まず『寝る』のであれば、やはり普通のベッドのほうが寝心地がいい気がして、買い替えを決意しました。仕事のパフォーマンスを上げるためにも睡眠は大切。ベッドの購入は自己投資だと思い、割り切りました」(Bさん)

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