「せっかく買うなら良いものを」と考え、奮発して30万円のベッドを購入したBさん。「ベッドを購入するとともに、運動不足を含め、生活を見直しました。働き方が変わったのだから、生活も変わって当然なんですよね」と語る。今では睡眠不足も解消されるようになったという。
通信関連企業で働く40代の男性・Cさんは、自分のベッドだけでなく家族分まで買い替えた。きっかけはGo Toトラベルを利用したホテルでの宿泊だった。
「家族がいるなかでの在宅勤務は、結構ストレスが溜まりがち。そこで集中した環境と息抜きを求めて、Go Toトラベルを利用してホテルに泊まったんです。すると、めちゃくちゃホテルのベッドが快適で感動。家のベッドはやわらかめだったのですが、ホテルのベッドと似たタイプの固いものに買い替えました」(Cさん)
Cさんはその後、中学生の息子と妻のベッドも購入。「1人7万円の出費」と明かすが、満足しているという。
「トータルで20万円くらいかかっていますが、買い替えて良かったと思っています。コロナ禍で家族が家にいることが増えているので、それぞれがストレスを抱えている。そうしたなかで睡眠の質を高めることができれば、少しはストレスも軽減されるのではないかと期待しています」(Cさん)
コロナ禍での“巣ごもり”時間が長期化するなか、自宅での快適さを求めるための投資を惜しまない人たちが増えつつあるようだ。