メーカーに勤める30代の男性・Bさんは、出社と在宅勤務が半々という勤務スタイル。在宅勤務日をネットカフェで過ごすことで、仕事が「楽しくなった」という。
「当初在宅勤務は新鮮でしたが、家で一人ぼっちで作業していると、むなしくなってくるので、僕には向いていないと感じていました。ネットカフェは、個室で適度な緊張感を保ちながら、休憩時間に漫画やネットなどで息抜きもできる。ネットカフェでのテレワークで、メリハリができるようになり、仕事が楽しくなりました。僕がよく利用するネットカフェは6時間2500円で、許容範囲内だと思います」(Bさん)
PR代理店に勤める20代の女性・Cさんは、週末にネットカフェのナイトパックを利用し、朝まで過ごすことも多いという。
「もともと、金曜日は溜まった仕事を片付ける残業デーとして働いていたので、今は金曜日になるとお気に入りのネットカフェのナイトパックを活用。ゆっくり仕事を片づけた後、漫画を読みふけったり、DVDを楽しんだりしています。私が通うチェーン店では、無料モーニング、ポテトとソフトクリーム食べ放題なのも嬉しい。どこにも行けないので、ネットカフェが唯一の息抜きにもなっています」(Cさん)
ネットカフェは仕事に集中したい人はもちろん、ほどほどに息抜きにしたい人にも重宝されているようだ。