家計

物価上昇で家計負担は年4万円増の予測も 値上げに対抗する買い物術

主な商品の「値上げスケジュール」

主な商品の「値上げスケジュール」

スーパーのポイントやアプリの活用を

 重くなるばかりの家計負担にどう立ち向かえばいいか。値上げ対抗策について、荻原さんが推奨するのは「プライベートブランド(PB)」の活用だ。

「各社とも6月までPB商品を値上げしない方針です。『品質が不安』という人もいますが、基本的にPB商品をつくっているのはナショナルメーカーです。例えば、イオンのPBしょうゆはヤマサ醤油が製造しており、イオンの販売網で大量に販売するので価格が安くなる。品質に心配はいりません」

 大手スーパーのメルマガ会員になってポイントのキャッシュバックを手に入れたり、全国のスーパーの特売情報を無料で提供するアプリ『トクバイ』を利用して、お得に買い物をするのも一手だ。

「よく“4月1日出荷分から値上げ”となっている商品がありますが、店頭にはそれ以前の在庫分が並んでいる可能性があります。そのため、いくつかのお店をチェックすると、まだ安い商品が見つかるかもしれません」(松田さん)

 値上げに負けない暮らしを目指そう。

※女性セブン2022年4月21日号

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