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「まん防」明けの飲み会で実感 「お酒に弱くなった」人たちが続出している

「まん防」明けに居酒屋に行ったら、すぐに酔っ払ってしまうように…(イメージ)

「まん防」明けに居酒屋に行ったら、すぐに酔っ払ってしまうように…(イメージ)

 3月21日に「まん延防止等重点措置」(以下、「まん防」)が全面解除されてから約1か月。久しぶりに飲食店でお酒を飲んだという人も少なくないだろう。久しぶりに行きつけの店に行って、家飲みでは味わえない食事とお酒に気分も盛り上がっただろうが、その一方で「コロナ前より酒に弱くなったのか、酔いが回るのが早くなった」という声もよく聞くようになった。

「あれ、こんなに酒が弱かったかな……って。ハイボール2杯目でクラクラしてきて驚きました。もう若くないのかとショックだったんですが、周囲の友人たちもみんな同じことを言っていたので、久しぶりにお酒を飲んで弱くなったことを実感しているのは、僕だけではないようです」

 そう嘆くのは、久しぶりに居酒屋通いを解禁したというメーカー勤務の30代男性・Aさんだ。以前は4杯までなら「余裕」、5、6杯目でようやく“いい感じ”に酔いが回っていたという。

「一晩でビール、ウイスキー、焼酎をあれこれ飲んでいた日々が嘘のようです。酔いが回るのが早いと、飲み過ぎなくなるのはいいのですが、ちょっと不完全燃焼……。複雑な気持ちです」(Aさん)

 Aさんが振り返るに、家飲みをしている間に、酒が弱くなった予兆があった。Aさんは、コロナ禍でアルコール度数が段階的に下がっていたと振り返る。

「ストロング系チューハイのアルコール度数9%から、7%、5%と下がっていました。今は5%のビールで十分酔えるくらいになったのに、『まん防』明けにいきなり以前と同じペースで飲むのは無謀だったのかもしれません。お酒への“慣れ”って本当にあるんですね」(Aさん)

2次会の「に」の字も出ずにお開き

 同僚と飲みに行き、「お酒に弱くなった」と痛感した人もいる。IT企業に勤務する20代男性・Bさんは、「まん防」が明けてすぐ同僚と飲みに出かけた時のことを振り返る。

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