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サウナブームの陰で“サウナ離れ”した人たちの本音 「結局“整う”感覚がわからずじまい」「マナーが悪い人も目立つ」

サウナに一家言持つ友人が面倒になって…

 広告代理店勤務の20代男性・Bさんは、友人や同僚からサウナに誘われても断るようになった。

「温泉施設についているようなサウナに入るのはもともと嫌いではなかったのですが、サウナがいよいよブームになってからは、なんか面倒な時代になってきたというか……」

 Bさんが、“サウナブーム”到来とともに徐々にサウナの利用を避けるようになったのは、「サウナがファッションになってきた」からだという。

「一度友人と一緒に行ったとき、何分サウナに入って、どういうタイミングで水風呂に入り、それを何セット繰り返すとか、やたらうるさかったんです。あと、サウナのなかで熱い風を送ってくれるサービスがあるけど、あれも熱すぎて苦手でした。

 自分が気持ちいいと思える程度に入るのが好きだったので、ここまで来るとなんだか面倒。あと、サウナのせいかどうかわかりませんが、翌日体調が悪くなる日も出てきたんです。僕の場合、サウナはサウナでも、専門的なものじゃなくて、温泉や大浴場に小さくついている程度のものが落ち着きます」(Bさん)

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