俳優の吉沢亮が泥酔して自宅マンションの隣室に無断で侵入したトラブル。前日から酒を飲んでいて記憶がない状態のなか、トイレに行きたくて勝手に隣の部屋に入ってしまったという。泥酔すると通常の判断力を失い、さまざまなトラブルに発展するのは珍しくないが、巻き込まれた方はたまったものではない。吉沢亮と同様のトラブルは、日々どこかで起きていると思って間違いないだろう。
都内の低層マンションに住む会社員のAさん(40代男性)はある夜、自宅のドアノブをガチャガチャと回す音が聞こえたという。
「たしか深夜1時くらいだったと思います。私がリビングにいると、チャイムもなく、ただドアノブを回す音がして本当にびっくりしました。幸い玄関の鍵を閉めていたので、部屋の中に侵入されることはありませんでしたが」
驚いたAさんが玄関に向かい、扉の覗き穴から外を見ると、そこには見覚えのある男性が立っていた。
「何度かマンションのエレベーターで一緒になったことがある、同じマンションの住民でした。部屋を間違えたんだなとすぐにわかりました。いつまでも私の部屋の前でうろつかれても困るので、玄関から出て、その男性の話を聞いたら、5階に住んでいるとのこと。4階の私の部屋に間違えて入ろうとしたわけです。足元がおぼつかないくらいに酔っていたので、その男性を5階の部屋まで連れて行き、事なきを得ました」(Aさん)
この体験を経て、Aさんは戸締まりの意識がより高くなったという。
「もし玄関の鍵を閉めていなかったら、その男性がしれっと入ってきて、私の部屋の中で酔いつぶれて寝ていたかもしれない。しかも、最近は闇バイトの強盗なんていうものもあるし、下手をすれば命に関わる可能性もある。とにかく玄関の鍵だけは絶対に閉めるようにしています」(Aさん)