まもなくクリスマスがやって来る。小さな子供がいる家庭は、クリスマスプレゼントの手配について考える時期だろうが、意外と難しいのが用意したプレゼントの隠し場所。東京都足立区に住むタケシさん(40代/男性)は、苦い思い出がある。
「自分が小学校4年生の時、クリスマスプレゼントでTVゲームをお願いしました。ちょうどファミコンが発売された年で、友達の家でプレーしてドハマリし、迷うこと無く選んだのです。サンタクロースに手紙を送った後、楽しみで楽しみで仕方なくて、もしかしたらと家じゅうを探し回ったところ、クリスマスより1週間以上前にプレゼントを見つけてしまいました。私が大喜びしていると、母親は冷たい目で『良かったわね』と言い、それ以来、二度と我が家にサンタが来ることはありませんでした……」(タケシさん)
何とも子供らしいエピソードだが、ほんの1週間が待てなかったために、サンタさんが来るという夢を早々に失ってしまった。東京都豊島区に住むジュンさん(40代/男性)も、クリスマスがらみでやらかした。
「何をお願いしたかは忘れましたが、家じゅうを探検していたんです。押し入れを伝って天井裏にまで上がってウロウロしていたら、天井を踏み抜いてしまいました。幸い落ちずに済みましたが、両親は怒り狂って、『そんな悪い子のところにサンタさんは来ないよ!』と宣言。クリスマスプレゼントだけでなく、お年玉ももらえず、それっきりサンタは来なくなりました」(ジュンさん)
余計な一言を言ったばっかりに、二度とクリスマスプレゼントをもらえなくなったのは、埼玉県草加市に住むヒサシさん(30代/男性)だ。
「確か小学校3年生の時の話です。お願いしたものを貰えたのは良かったのですが、プレゼントが近所のおもちゃ屋の包装紙にくるまれていたため、『サンタさんが何で○○に行ったんだ!』と騒ぐと、短気な父親が『せっかく買ってやったのに何だ!!』とブチ切れてしまい、クリスマスイベントはそれっきりでした。私は自業自得ですが、妹まで巻き込まれてプレゼントをもらえなくなったのは、今さらながら申し訳ないです」(ヒサシさん)