それも子供のために必要な投資ということか。最後に、いいエピソードを2つ。千葉県柏市に住むヒロユキさん(30代/男性)は、“自転車問題”を美しい形で解決した。
「娘に自転車をお願いされ、きちんと購入したものの、隠し場所に困りました。トランクにも入りません。図々しいのですが、挨拶程度の付き合いしかない隣の家に事情を話したところ、喜んで預かってもらえ、それがきっかけで近所付き合いするようになりました」(ヒロユキさん)
凝ったイベントをやったのは、さいたま市に住むマサオさん(30代/男性)だ。
「飲み会で『娘が○○を欲しがって…』という話をしていたら、友達がサンタ役を買って出てくれました。サンタの格好をして、わざわざ夜中にやって来てくれて、息子は大喜び。感謝することしきりでしたが、友達も『オレも楽しかった』と言ってくれて、『お前に子供が生まれたら、オレも絶対やるからな』と話しています」(マサオさん)
世田谷区に住むアキラさん(40代/男性)のように「見つかったら見つかったで仕方ないじゃん」という冷めた意見もあるが、それはそれ。もらう方もワクワクなら、あげる方もワクワクなのは間違いないようだ。